ゴローの里親募集をきっかけに、憧れだった柴犬多頭飼いにふみきったわが家。
想像していた以上に大変なこともありました。
2頭目を…と考えている方の参考になればと思い、その体験と感想を記録していきます。
はじめての方はこちら↓
ゴローがやってきたときの話↓
海を渡って会いに行ったあの日のことをいつか忘れてほしい。柴犬多頭飼い|2頭での散歩は大変?どうするの?
さきに要点をまとめますと…
✔1人で2頭散歩出来ないことはないが、大変。
✔お迎えしたのが子犬にしろ、成犬にしろ、はじめの頃は一緒に散歩するのは難しい。
✔病気やシニアになった時など、同じペースで散歩出来なくなる日はいずれやってくる。
柴犬2頭の散歩は、
結構、大変。
しかも、うちのシバーズは外でしかトイレしないし。
雨とか台風はもう絶望的。
できれば人手は2人いたほうがよいです。
具体的にどういうとこが大変でアタフタしたか書いていきたいと思います。
お迎えしてすぐに同じペースの散歩をこなせるとは限らない
多頭飼いのお散歩スタイルって、こういうのをイメージしませんか。
成犬をお迎えしたので、私もこんな感じで出来るだろーと高を括ってました。
実ははじめからこうではないんです。
今では1人で2頭一緒に散歩もなんとかできますが、最初はこんな状態。
あっちゃ、こっちゃ自由に行こうとする。笑
(今でもわりと自由に縦横無尽…)
しかも2匹の関係性も出来上がってないので、最初はあまり一緒に歩きたがりません。
お迎えした2頭目の子が子犬にしろ成犬しろ、はじめから先住犬と同じペースでお散歩はできません。
5歳でウチにやってきたゴローも、はじめは怖がって2~3mもまともに進めず、
車や自転車に飛びあがってパニックを起こしていたほどでした。
成犬でもその子によっては、慣れるまで時間も練習も必要になります。
子犬ならお迎えしてすぐは抱っこ散歩から始まり、歩ける距離もまだ短いですよね。
なので、はじめは1頭ずつ別々にお散歩すると考えていたほうがいいでしょう。
2人でやるなら別行動、1人なら1頭ずつ連れ出して2回散歩。
そんな風になると思います。
そして、どちらかが病気したり、シニアになったりでいつか同じペースで歩けなくなる日もやってきます。
そういった時にも対応していかなければなりません。
いつかドッグカートがほしいな…
2頭別々に散歩させた時の出来事
私がゴローを連れて、夫がでこぽんを連れて散歩していたときのこと。
その頃、ゴローはまだ外の世界に慣れず、歩くのにもクン活にもだいぶ時間がかかっていました。
私は夫に「先に行っといて―」とお願いしたんですが、こんなことが起こったんです。
ゴローや私のことが気になりすぎて、でこぽんが動かない。
仕方なくゴローを自宅に残して、でこぽんだけ散歩に連れ出しても、
自宅のゴローが気になってしょうがないらしく、オチッコしたらすぐさま踵を返します。
これには困りました。
でこぽんは1時間ほど歩かないと運動不足になりますし、ウンチもしません。
しっかり運動させないとストレスも溜まるし、ウンチしないのは健康上よくない…。
そのため、ゴローを抱っこしてでも、でこぽんと一緒のペースでやんないといけない時期もありました…。
懐かしい…。
こんなケースもあるので、2頭目の生活に慣れるまでは体力的にもしんどかったり、根気がいったりします。
散歩中にアタフタすること
散歩って、ただリードを引いて歩くだけじゃないですよね。
うちのシバーズは室内でトイレをしないので、お散歩ですべての排泄を済ませます。
その排泄の始末と観察を2頭分パパっとこなさなければいけません。
排泄物の量や性状、前立腺肥大症のゴローの場合は排便時のいきみが長くしんどそうじゃないかとか。
でこぽんがうんちしはじめたと思ったら、背後でゴローも…
マイペースな柴っ子たちです、ほんと。
あれ、昨日うんちしてなかったのどっちだったけ?
なんて記憶が曖昧になったり…
あとはクン活中。
変なものを舐めたり、食べたりしてないか。
こっち見てたら、あっちでなんかずっと匂ってるけどなにしてんだ…!?
なんてこと、日常茶飯事です。笑
ワンパクなうちだけだろうか。笑
2匹がそれぞれクン活してなかなか散歩が進まないこともしばしば。
そして車や、自転車が近づいた時。
狭い道だと私は結構アタフタしてしまいます。
でこぽんはそのあたり、上手に空気を読んで避けてくれますが、
ゴローはまだ「自分のやってる作業に夢中!」って感じで、まわりが見えてないのでちょっと危ないんですよね。
散歩後のお手入れ
草むらにつっこんでいくのが趣味のでこぽんとゴロー。
散歩とセットで大変なのがもうひとつ。
それは散歩のあとに待っている、
身体拭きとブラッシング。
いろんな植物の種をくっつけてますし、抜け毛防止にも毎日のブラッシングは欠かせません。
2頭に増えれば、そのぶん時間と労力も当然2倍になります。
柴犬多頭飼い|アタフタするけど、仲良くなるのには必須
以上がアタフタ事項です。笑
どうでしょうか。想像通りですかね。笑
2頭の散歩って大変ですが、互いの関係性を築くコミュニケーションのひとつとして大切だと思っています。
お散歩しながら一緒におやつを食べたり、
一緒にクン活したり。
同じ時間、空間を共有していくことで少し距離が近くなったりもします。
慣れるまでの期間をのぞけば、ウチはまだ2匹が同じペースで散歩できるのでそこまで大変じゃないかもしれません。
雨の日に1人で…なんて時は絶望的ですけど、仕方ないですもんね。
腹を括って頑張るしかないのです。
いつか同じペースで歩けなくなる日がくるんでしょうけど、
その時はその時で2頭一緒に散歩できる機会を作ってあげたいと思う飼い主なのでした。