さて、前編に引き続き、佐賀での車中泊の模様をご紹介。
前編はこちら↓
今回の車中泊行程(2日目)
8:00 金立SA 出発
深夜はSAといえど静かでよく眠れた。
寒くて電気毛布を「強」にしていたので、朝方にはポータブル電源を使い切ってしまったが、幸いにして暖かい状態はキープできていた。
シバーズをドッグランで少い遊ばせた後、私たちは朝食。
朝からめっちゃ食べるやんっていう。
前日、結構歩いていたのでカロリーゼロでもいいだろう。
ごはんを食べたらさっそく出発します。
9:00 吉野ケ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)
吉野ヶ里遺跡にやってきたのは小学校以来だろうか。
9:00開園で、張り切ってオープンから行ってんの私たちだけじゃなーい?とか高を括っていたら、なんとすでにゾロゾロと観光客が。笑
え!めっちゃ人いるじゃん!と思ったのもつかの間、奥に行けば行くほど敷地が広すぎてすぐに人はまばらになった。笑
そう、言わずもながな、歴史公園は広い。
めっちゃ広い。
面積約105.6haあるらしいが、それがどのくらいかというと―
福岡(PayPay)ドームの84個分!
九州人なので、福岡ドームで換算してみた。
広すぎだよな。
ちなみに入園料は人間のみで犬はかかりません。
リードをつける、糞は持ち帰るなどの基本的ルールのみでワクチン接種提示もありません。
入園料詳細は公式HPをご確認ください。
入園料は歴史公園なのにこのくらいでいいの?っていうくらい安い。
維持費とかかかるやろうに…
国立と県立の併用で成り立ってるので、たぶんあんな値段なんだろうと思います。
さて、入園してすぐにムラが広がります。
建物の中は犬は入れないので、建物内の見学は夫を交代で。
なにがすごいって、この建造物の多さと―
広大な敷地で芝生なのに、凄く丁寧に手入れされているところ。
そもそも高床式住居や倉庫、それに竪穴式住居も言ってしまえば一戸ずつ作るだけで展示として完結する話。
なのに、ちゃんと「ムラ」とか「クニ」を意識して集落として何戸も作るこだわりっぷりがすごい。
あとはコレ。
グレーチング蓋もここの世界観を崩さないように、小石で隠してある徹底ぶりよ。
もうTDLとかUSJじゃん。
さて、倉庫を見てみます。
穀物とかを基本保存するためらしいのですが―
だいぶ大雑把に保管してあった。笑
えっ、なんかさ麻袋とかに20㎏ずつくらい入れて米みたいに保管しないの?って思ったよね。
大丈夫だったの?この保管法で。笑
カビとかさ、虫食いとかさ―
大丈夫だったのかな…(←余計な心配をしてしまう)
外側から内側に向かっていくと、だんだん住んでいる人の身分が高くなっていきます。
この神様のお告げを巫女が待っている最中は、お琴で演奏していたらしく、なんとBGMつきだったのかと。
確かにな、シーンとしてたら緊張するもんな。
しかも神のお告げを聞いた巫女からさらにそれを政をする人に通訳する人がいるらしく、大丈夫かそれ、聞き間違いとかあったんじゃないのってまた余計な心配をしてしまう。
直接言った方がいいよ…。
卑弥呼は本当にいたのか論争だけど、もちろんここでしたよね。
私は実在しなかったに1票。
民衆をまとめるために作り上げた偶像だと思っている。
偶像崇拝的な。
本当はどうなんだろうか。
さて、集落を抜けると今度は墓地エリアですね。
北墳丘墓には歴代の王様が埋葬されてあり、本物を展示で見ることができます。
中はもちろん犬NGなのでここも交代で。
撮影はOKです。
室内は気温と湿度が徹底管理されていました。
この壺っぽい棺、甕棺(かめかん)に遺体を膝を曲げた状態で入れて埋葬する方法は、福岡と長崎エリアの北部九州でみられた方法らしく、王様も地域のリーダー層も一般人もこの甕棺方法で埋葬されていたようだ。
一緒に入れられている宝物とかなんかで身分がわかるらしい。
さて墓地を抜けたら、今度は古代の森エリアと芝生広場。
ロングリードを持ってきていたので、ここでしばらく休憩もかねて遊びます。
ゴローはボール遊びしないタイプなのでひなたぼっこ中。
たらふく遊んで、あとは引き返す余力も残しとかないとっていうことで、帰ります。
終盤にもなるとだいぶお疲れの様子のでこぽんちゃん。
結構歩いたし、クン活もしたしで大満足。
帰る頃には地元の人っぽい方々が、ラケットやら日除けテントやら持って入場していたので、広場目的で来ている人も多いようです。
14:00 帰路
昼食を簡単に食べ、帰路につく。
シバーズは爆睡。
うちに帰ってもゴローはなぜかピンピンしてたけど、
ぽんちゃんはよく眠ってたな。
まとめ|佐賀には1度は行くべき
以上が今回の佐賀車中泊の様子になります。
今回も結構満足度は高く、吉野ケ里遺跡に関しては近所だったら絶対年パス買いたいレベル。
ゆっくり過ごせるので本当にオススメです。
ほかにも行きたいところはあったんだけど、時間と体力の都合上難しかったので、またいつか佐賀に行ってみたいと思います。
ほかにも車中泊で訪れている場所があるので、ぜひそちらの記事も見てみてください。